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パスワードを共有しないでください

共有は思いやりとは限りません

パスワードの共有は、使い古しの歯ブラシを共有するのと同じくらい不快なだけでなく、極めて安全性に欠けます。共有したくなる場面もいくつかありますが、ここではパスワードを共有してはいけない理由をご説明します。どれだけ約束を交わしても、共有したパスワードがさらに別の人へ共有され、またその先へ共有されないという保証はありません。やがて、遠い親戚にまで、オンラインに保存したお子さんの写真も Netflix のアカウントもすべて見られてしまうかもしれません。これは、パスワードだけでなく、見知らぬ人があなたについて知っている情報の管理まで失う最も簡単な方法です。そして、相手があなたについて知れば知るほど、あなたは無防備になります。その無防備さこそ、サイバー犯罪者が最も得意とする攻撃対象なのです。

でも、共有したいんです!

どうしてもパスワードを共有する必要がある場合はどうすればよいのでしょうか。そのようなこともあるでしょう。お気に入りのアプリや、二人で支払っている公共料金のサービスに、相手がアクセスできるようにしたい場合などです。そのような場合は、相手が自分のアカウントを作成できる方法がないか確認してください。共有を認めているサービスの多くには、このオプションが用意されています。そうすれば、アカウント、パスワード、オンラインでの安全を、自分でしっかり管理し続けることができます。もう一つの方法は、パスワードマネージャーを使うことです。この便利なプログラムには、共有相手に認証情報そのものを明かさずに共有できる機能があります。個人の生活はもちろん、パスワードの共有がよくある問題であり、重大な情報漏えいにつながりかねない職場でも、まさに理想的な解決策ではないでしょうか。

うわっ、どうすれば?

それでも共有してしまったらどうなるでしょうか。さらに別の人へ共有され、誰かがあなたになりすましてログインしたら? まず、その人がなぜログインしているのか、何をしようとしているのかは分かりません(ただ、あなたの知らないところで認証情報を使ってログインしている時点で、良からぬ目的であるに違いありません…)。次に、その人の身元は決して分かりません。ネパールのシェルパかもしれませんよ。まあ、私たちは誰でもシェルパと 3 人を介してつながっている、と言いますしね。要するに、パスワードでは、共有は思いやりではない、ということです…歯ブラシも同じですが。